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一級建築士学科試験 合格への近道!強い覚悟と地道な積み上げが不可欠

2023年10月21日

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一級建築士試験

「何回も学科試験にチャンレンジしているけど、なかなか合格しない」
「どうすれば学科試験をクリアできるのか?」
「良い勉強法はないのか?」

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

昔の私がそうでした。

本記事では、まずは学科試験をクリアして製図試験にチャレンジするための大切なことを、これまでの経験をもとに書いていきます。

この記事を書いている人

  • 独学で勉強して学科試験に4回落ち、5回目でやっと合格。
  • 製図試験は学校に通って猛勉強し晴れて一級建築士を取得。
  • 合格した時は、子どもがまだ4歳と2歳で、「もう一級建築士にはなれないかな?」と半ばあきらめていた状態でした。
  • 合格した後、「○○さんで受かるんだったら、俺も受けてみようかな」と言われるくらいの人間です。

この記事を読んでわかること

  • 一級建築士の学科試験合格のために必要なこと
  • 独学でも合格できるのか?

合格するために必要なことは、”強い覚悟”と”言い訳しないこと”

強い覚悟

精神面の話はいらないよ!
と思う人がいるかもしれませんが、気持ちが続かなければ、合格は限りなく遠ざかってしまいます。 

一級建築士の勉強は、はっきり言って長丁場です。

どれだけモチベーションを維持して勉強に集中できるかが合格を左右するので、

  • 「絶対に合格する」という強い覚悟
  • 言い訳しない

ということが、とても重要になります。

「絶対合格する」という強い覚悟

文字で書くと薄っぺらく見えるかもしれませんが、強い覚悟がないと途中で脱落してしまいます
「合格できたらいいな」くらいの生ぬるい思いでは、絶対に合格しません

(強い口調になるところがありますが、過去の私に向けて発していますのでご容赦ください)

なぜなら、それほど難しい試験だからです。

すべてを一級建築士試験に捧げるくらいの相当な覚悟が必要です。

試験勉強に集中するあまり、家族や恋人に迷惑をかけることになりますが、
迷惑をかけるからこそ、最短で合格する
ことが最高の恩返しになります。

合格した時には、支えてくれた人みんなが喜んでくれますよ!

言い訳しない

「家族がいるから、勉強時間が作れない」
「小さい子供がいるから、一級建築士は無理」とあきらめていませんか?

昔の自分がそうでした。

僕が試験に落ち続けていた時、たまたま会社で合格者の体験談を聞く機会があり、小さい子供さんがいる人が必死に勉強して合格したことを知りました。

「小さい子供がいるから」というのは甘えでしかない!

その日から気持ちを入れ替えました。

言い訳する暇があれば、せっせと勉強しましょう!

合格するのに必要な勉強時間

必要な勉強時間

合格するためには、どのくらいの時間勉強したらいいのか知りたい方も多いと思います。

理解するのが早い人遅い人さまざまですので一概には言えませんが、最低1年間はガッツリ勉強すると思っておきましょう

半年で合格するなんてほぼ無理です。よっぽど賢い人か運のいいひとだけですね。

合格点ギリギリより、余裕で合格できる点数を狙う

合格できるのならギリギリでも一緒でしょ!と思う人も多いと思いますが、製図試験を考えると余裕で合格するほうが断然有利になります。

なぜなら、ギリギリで合格すると、製図試験の勉強が中途半端になってしまうからです。

どういうこと?と思った方もいると思いますので、具体的には下図をご覧ください。

令和5年のスケジュールで見ますと、

学科試験が7月23日なので、翌日には自己採点で点数がわかります。

学科試験の合格が確実な人は、7月下旬から製図試験の勉強を始める人が多いです。

しかし、ボーダー付近の人は合格が確実ではないにも関わらず、一応、製図試験の勉強を始めなければいけません

学科試験の合格発表までは、受かるかどうかわからずに、気持ちが乗らないまま勉強することになります。

学科試験の合格が確実な人と比べて、その差は約1か月!

この差は大きいと思いませんか?

そのためにも、ブッチギリで合格できるくらいの実力をつけるように頑張りましょう

合格するための勉強方法

勉強方法

では、具体的にどのように勉強していけばいいのか?

これはとてもシンプルです。
テキストや参考書に書いてあることをすべて覚えることです。

それができたら苦労してないんだよ!(昔の自分もそう叫んでいました笑)

具体に書いていきます。

独学でも学校に通ってもどちらでもいい。やることは同じ!

学科試験は独学でも合格できますが、学校に通える環境にある人は、はやり学校に行くほうが良いと思います。

学校に通うとお金はかかりますが、効率よく勉強できるので、合格しやすいのは間違いないでしょう。

とはいえ、独学でも学校でもやることは同じなので、結局はどちらでもいいです

独学、学校はそれぞれメリット、デメリットがありますので、詳細は後日、記事にする予定です。

テキストや参考書を完璧に覚える

テキストや参考書の内容を完璧に覚えられたら合格です

そのために、まず時間を確保しましょう。

  • 早起きして勉強する
  • 通勤時間はもちろん勉強。往復で2時間程度確保できる人もいるでしょう。
  • 可能なら、仕事中も勉強する。さすがに参考書は開けられませんが、パソコン画面内で工夫できます。
  • お風呂入った時に、覚えたことを復唱する。
  • 忘れたら覚え直す。繰り返し繰り返しやるのみです。

時間を作るかどうかは、自分しだいです。

ここで効いてくるのが、"強い覚悟"があるかどうか

時間を作れないようなら、残念ながら"強い覚悟"はないということになります。

自分で穴埋め式の問題集を作る

突然ですが、覚えたかどうかを確認するには、穴埋め式の問題集が手っ取り早いです。

市販の穴埋め式問題集もありますが、「このワードがヒントになってるから、絶対答えられるやん!」っていう構成も珍しくありません。

そのため、自分で少し難しめの穴埋め式問題集を作るのは、頭の整理にもなるので非常に効果的です。

まとめ

学科試験合格への近道!として以下のことを書いてきました。

  • 学科試験に合格するには、”強い覚悟””言い訳しないこと”が大切
  • 合格するのに必要な時間は人それぞれ。最低でも1年はガッツリ勉強する覚悟で。
  • 合格点ギリギリではなく、ブッチギリで合格できるくらいの力をつける。
  • テキストや参考書をとにかく覚える。覚えたら合格、覚えなかったら不合格。いたってシンプル。繰り返しやるのみ

僕みたいに何回も受験していたら、そのうち周りの人から「毎年恒例の一級建築士試験やね!」と言われるようになってしまいます。

夏の恒例行事にならないよう、もしすでになっている方は、少しでも早く抜け出せるように頑張ってください!!

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