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新NISAで後悔しない銘柄選びのポイント!初心者向けの投資商品をご紹介!

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新NISA

「新NISAで投資を始めたいけど、どの銘柄を選べばいいか分からない…。」

「でも、絶対に損はしたくない」

と思っている人は多いのではないでしょうか。

このまま投資をためらっていては、せっかくの非課税投資の機会を逃してしまうかもしれません。

でも、大丈夫です! みんな最初はそうでした。

この記事では、新NISAの銘柄選びを初心者にもわかりやすく解説します。

難しい言葉もできるだけわかりやすい言葉に置き換え、最適な銘柄の選び方をお伝えします。

「新NISAってどうなの?」と思っている人も、すでに新NISA口座を開設した方も、ぜひこの記事を参考に、自信を持って新NISAでの投資をスタートさせましょう!

【結論】新NISA初心者は、つみたて投資枠で複合資産型(バランス型)の商品から

結論を先に申しますと、初心者はつみたて投資枠で、複合資産型(バランス型)の投資信託から始めることをおすすめします。

詳しくは以下で説明しますが、「株式だけ」に投資するよりもリスクを抑えつつ「債券だけ」に投資するより高いリターンを期待できるからです。

初めて金融商品を買う場合は、「失敗したくない。でも、少しは利益がほしい」と思っている人がほとんどだと思います。

いきなり「株式」をメインに買ってハラハラドキドキするよりも、まずは、バランスの良い投資信託を購入して「投資を経験」し、その後で様々な金融商品に触れてみるのがいいのではないでしょうか。

【新NISA】つみたて投資枠と成長投資枠とで買える銘柄は違う

つみたて投資と成長投資枠

新NISAでは、「つみたて投資枠」「成長投資枠」という2つの枠があります。

これらの枠は、購入できる商品が異なるため、まずはそれぞれの特徴を理解しましょう。

つみたて投資枠で買える商品

つみたて投資枠で購入できる商品は、金融庁が定める「長期・積立・分散」投資の基準を満たす「投資信託」「ETF(上場投資信託)」です。

株式のようなリスクの高い商品ではなく長期的な資産形成を目的とした商品がそろっているので、初心者が取り組みやすい投資と言えるでしょう。

少額から始められ、売買するタイミングに悩む必要がないので、放ったらかしにしても大丈夫です。

投資信託とは

投資信託とは 投資運用のプロが、個人に変わって様々な金融商品に投資してくれるものです。
少額から購入できますし、簡単に分散投資してくれるなどのメリットがあります。

分散投資とは

その時々の社会経済情勢によって、値上がりする資産や値下がりする資産は変わります。
分散投資とは、資産(株式・債券など)や地域(全世界、日本、先進国など)、業種などを統一せずに、複数に分けて投資する方法です。

ETF(上場投資信託)とは

ETF(上場投資信託)とは 、東京証券取引所などに上場している投資信託のことです。
普通の投資信託は1日1回しか取引できませんが、ETFは取引時間内であれば、株式のように売り買いできます。
投資信託でありながら、株式に近い取引がなされるイメージですね。

株式とは

株式とは企業が発行する有価証券のことです。
株をもっていると、株価の値上がりや配当金、株主優待などの恩恵を受けられます。

つみたて投資枠で購入できる商品(投資信託)は、大きく分けると以下の2種類です。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

  • 株式100%型
  • 複合資産型(バランス型)

株式100%型

株式100%型の投資信託は、その名の通り資金の全てを株式に投資します。

株式市場の動向に連動するため、高いリターンが期待できる反面、リスクも高くなります。
ある程度のリスクを許容できる方に適している方法ですが、初心者にはハードルが高いと感じるかもしれません。

例えば以下のような商品です。他にもたくさんありますので、ほんの一例です。

▶eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

全世界の株式(アメリカ株約64%、日本株約6%、イギリス株約3%・・・となっています)に投資するインデックス型の投資信託

▶eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)

米国株式に投資するインデックス型の投資信託

▶はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)

日本の株式に投資するインデックス型の投資信託

複合資産型(バランス型)

複合資産型は、株式、債権など様々な資産を組み合わせた投資信託です。

「株式だけ」に投資するよりもリスクを抑えつつ、「債券だけ」に投資するより高いリターンを期待できます。
初心者の方や安定した運用をしたい方におすすめの商品です。

債券とは

債権とは、国や地方公共団体、企業などが資金を調達することを目的として発行する証券のことです。
投資家が国や地方公共団体などにお金を貸し、貸している間は利子を受け取れ、満期日に貸したお金が戻ってくるイメージです。
満期日や利子、受け取る金額が決まっているので、計画的な資金運用をしたい方におすすめです。

具体的には以下のような商品です。他にもたくさんありますので、ほんの一例です。

▶楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)

全世界の株式と債券に分散投資するインデックス型の投資信託
資産の配分比率は株式50%、債券50%

▶楽天・インデックス・バランス・ファンド(債権重視型)

対象とする再建は、上の「楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)」と同じですが、各資産の配分は株式30%、債券70%です。より安定した運用を求める人に向ています。

▶セゾン・グローバル・バランスファンド

全世界の株式と債券に分散投資。
資産の配分比率は株式50%、債券50%

成長投資枠で買える商品

成長投資枠は、より積極的な投資を行いたい人向けの枠です。

成長投資枠では、投資信託やETF(上場投資信託)のほか、上場株式(国内・外国株)REIT(不動産投資信託)など多様な商品に投資できます。

商品選択の自由度が高い分、自己責任も大きくなるため、充分な知識と経験が求められます。

REIT(リート)とは

REITとは、投資家から集めた資金を、マンションや商業施設などの不動産に投資し、賃貸収入・不動産の売却益を分配する不動産投資信託のことです。

リスクを抑えるなら安定運用の「複合資産型(バランス型)」

初心者や、リスクを抑えた安定運用を望む方には、複合資産型(バランス型)の投資信託がおすすめです。
株式と債券をバランスよく組み合わせることで、リスクを分散しながら安定したリターンを目指せます。

例えば、株式60%、債券40%といった比率で構成された商品を選ぶことで、株式市場の変動による影響を緩和しつつ、債券による安定性を確保できます。

より安定性を求めるなら債券の比率が高い商品を、リターンに期待するなら株式の比率が高い商品を選ぶといいでしょう。

商品を選ぶ際は、「目論見書(もくろみしょ)」という商品の説明書を読んで、資産配分をチェックしましょう。

リスク高めでもハイリターンを期待するなら「株式100%型」

ある程度のリスクを許容でき、高いリターンを期待する方には、株式100%型の投資信託がおすすめです。

株式市場の成長に合わせて恩恵を受けられ、長期的には高いリターンが期待できます。ただし、短期的には大きな価格変動があるため、一喜一憂しやすい人には向いていないでしょう。長期投資の視点を持つことが重要です。

株式100%型を選ぶ際は、投資対象の地域や業種を確認しましょう。
例えば、全世界の株式に分散投資する商品や、特定の地域や業種に特化した商品など、様々なタイプがあります。自身の投資方針に合った商品を選ぶことが大切です。

対象地域には、「国内」「外国(先進国)」「外国(新興国)」があり、リスクはこの順に高くなっていきます。

また、よく似た銘柄でも手数料に差があるので、安いほうを選ぶとお得でしょう。

銘柄を選ぶ際に知っておきたいポイント

ポイント

新NISAで銘柄を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておくことも重要です。

  • インデックス運用とアクティブ運用
  • 信託報酬
  • トータルリターン
  • シャープレシオ
  • 標準偏差

これらを理解することで、自分に合った投資商品を見つけやすくなります。

インデックス運用とアクティブ運用

投資信託には、どの指標を目指すかによって「インデックス運用」と「アクティブ運用」の2種類があります。

「インデックス運用」とは、日経平均株価(日経225)やTOPIX(東証株価指数)などの特定の指標に連動した成果を目指して運用するものです。

一方、「アクティブ運用」とは、高いリターンの獲得を目指して、特定の指標を上回るように運用するものです。
うまくいけば、高い収益が期待できますが、その分、運用手数料も高くなります。

初心者や「低コストで安定した運用がしたい」人は、インデックス運用(インデックスファンド)がおすすめです。

信託報酬

信託報酬とは、投資信託を運用する会社に支払う手数料のことです。
この手数料は、毎日少しずつ差し引かれるので、直接払っている感覚はありませんが、長期的に見ると大きな金額になることがあります。

例えば、信託報酬が年1%の場合、10年間で約10%の費用がかかることになります。

したがって、同じような運用をしている商品なら、信託報酬の低いものを選ぶのが賢明です。

特にインデックス運用の場合、信託報酬の違いが将来の資産額に大きく影響するので、注意深く比較しましょう。

トータルリターン

トータルリターンは、投資の総合的な成果を表す指標です。

簡単に言えば、「投資してからどれだけお金が増えたか」を示すものです。

例えば、1万円を投資して1年後に11,000円になった場合、トータルリターンは10%となります。このとき、途中で配当金をもらっていれば、それも含めて計算します。

トータルリターンを見ることで、その投資信託がどれだけ成果を上げているかがわかります。ただし、過去の成績が必ずしも将来の成績を保証するわけではないので、これだけで判断するのは危険です。他の要素と合わせて総合的に判断しましょう。

シャープレシオ

シャープレシオは、投資のリスクに対してどれだけリターンを得られているかを示す指標です。
言い換えれば、「冒険してまで、いい結果が出ているか」を表すものです。

例えば、山登りを考えてみましょう。
険しい道を登って素晴らしい景色を見られるのと、安全な道を登って同じくらい素晴らしい景色を見られるのでは、後者の方が、効率が良いですよね。

投資も同じで、同じリターンなら、リスクの低い方が良いのです。

シャープレシオが高いほど、小さなリスクで大きなリターンが得られていることになります。

ただし、これも過去のデータに基づくものなので、将来も同じとは限りません。参考程度に見るのが良いでしょう。

標準偏差

標準偏差は、投資の値動きの激しさを表す指標です。

簡単に言えば、「投資の成績がどれくらいブレるか」を示すものです。

例えば、テストの点数で考えてみましょう。
いつも80点前後を取る人と、60点だったり100点だったりする人がいるとします。
前者の方が安定していて、後者の方が、波が激しいですよね。投資も同じで、標準偏差が小さいほど、安定した値動きをしていることになります。

標準偏差が大きい投資信託は、大きく儲かる可能性がある反面、大きく損をする可能性もあります。リスクが高いということですね。

新NISA銘柄の購入方法

新NISAの購入は、ネット証券がおすすめです。

ネット証券は、手数料が安く、商品の比較や情報収集が容易であるという利点があります。
さらに、スマートフォンアプリを通じて、いつでもどこでも取引や資産状況の確認ができる便利さもあります。

主要なネット証券会社では、初心者向けの解説コンテンツも充実しているため、学びながら投資を進められるでしょう。

ただし、対面での相談を希望する場合は、銀行や証券会社の窓口での購入も検討しましょう。
専門家のアドバイスを直接受けられるメリットがありますが、手数料が高くなる可能性があることに注意が必要です。

  • SBI証券
  • マネックス証券 
  • 楽天証券
  • auカブコム証券

まとめ

新NISAでの銘柄選びは、自身の投資目的やリスク許容度に合わせて行うことが重要です。

初心者やリスクをできるだけ回避したい人は、複合資産型(バランス型)から始め、徐々に理解を深めながら投資の幅を広げていくのがおすすめです。

一方、ある程度のリスクを取ってハイリターンを狙いたい方は、株式100%型を検討してみましょう。

どの銘柄を選ぶにせよ、長期的な視点を持ち、定期的に投資を続けることが資産形成の鍵となります。
新NISAは非課税で投資できる貴重な機会です。
この機会を活用し、着実に資産を育てていきましょう。

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