公務員の退職・転職

公務員からの転職を成功させるための厳選ポイント3選!面接ではこれをアピール!【元公務員の目線】

2024年10月29日

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転職を成功させるポイント

「毎日の業務に追われ、やりがいを感じられない」
「残業は増える一方なのに、誰のために仕事しているのかわからなくなってきた」

元公務員の私が痛感した、公務員の仕事の現実。

安定しているはずなのに、日々のストレスや将来への不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、そんな悩みを抱えていた私も、民間企業への転職で人生が大きく変わりました。

本記事では、現役公務員の方に向けて、私の経験をもとに、転職の具体的なメリットやデメリット、成功のためのポイントをご紹介します。

公務員経験者だからこそ評価される強みもたくさんあります。
新しい一歩を踏み出すためのヒントが見つかるはずですので、ぜひ最後までお読みください。

すぐに「転職を成功させるポイント」を知りたい方はこちら

この記事を書いている人

  • 大学卒業後、都市計画コンサルタントへ就職
  • 26年間、公務員(県庁)として働き、51歳で退職
  • 建築関係の民間企業に転職し、やりたかった副業も実践

この記事を読んでわかること

実際に民間企業へ転職した経験をもとに、以下を解説しています。

  • 公務員からの転職がむずかしいといわれる理由
  • 公務員からの転職を成功させるポイント
  • 公務員だからこそ評価されるポイント

公務員を辞めたい理由

辞めたい理由

若い人、ベテランの人に関係なく「公務員を辞めたい」と思う時がくるものです。

転職サイトなどでは、辞めたい理由として「やりがいが感じられない」「給与が低い」「仕事が単調」などとよく書かれていますね。

実際、26年間公務員をやった経験から、もう少しリアルな理由を紹介します。

  • 人は減るが、仕事は増える
  • まじめに仕事する人に、仕事が集まる(仕事しないベテランへの不満)
  • 過度なストレス(議会や幹部職員、マスコミの対応)

人は減るが、仕事は増える

どこの自治体でも「人が減って仕事が回らない」という声を聞きます。

これは、

  • 行政が対応しないといけない課題が増えすぎている
  • 知事の目玉政策に人が取られる(オリンピックや万博など大きなイベントがあれば特に)
  • 計画的に採用できていない

といった理由があります。

公務員の世界では、やっている事業を途中でやめるためには、正当な理由が必要です。
「課題が解消されたので、当初の目的は達成された」といった具合ですね。

正当な理由がないのにやめれば、住民や議会から指摘され幹部職員が困ることになります。

進めている事業はやめられずに、新規事業がスタートし、でも、人は増えないまま

これが公務員の世界です。

まじめに仕事する人に、仕事が集まる(仕事ができないベテランへの不満)

まじめに仕事する人ばかりなら問題ないのですが、中には仕事ができない職員がいます。

言い出すと切りがないのですが、例えば以下のような感じです。

  • 電話に出ると相手とトラブルになり、周りの職員がフォローしなければいけないので、電話対応させられない。
  • エクセルやパワーポイントが使えないので、入力やデータ集計、資料作成ができない。
  • 普段は偉そうに言っている人が、幹部職員のいる会議では一言もしゃべらずイエスマンになる。
  • 文句ばかり言って、仕事を他人に振ることばかり考えている

上司はこのような面倒な人に仕事を任せず、素直に確実に仕事する人にどんどん仕事を回します
部下が失敗してその責任を取るリスクを減らしたいからですね。

こうなると、当然ですが、まじめに仕事している職員に不平不満がたまります

若手職員が、仕事のできないベテラン職員をカバーしている場合は大問題で、最悪の場合、若手職員の退職につながります。

【実際に若手職員が退職…】

僕の周りでも、優秀な若手職員が仕事しないベテラン職員のせいで辞めたことがありました。
その若手職員は「なぜ僕が、倍ほどの給料をもらっている人の面倒を見ないといけないのですか!おかしい!」と。

当時の上司は、言い返せる言葉もありません。
優秀な人材を粗末に扱って、どうしようもない人材を守っていれば、組織も人も疲弊していきます。

過度なストレス(議会や幹部職員、マスコミの対応)

議会や幹部職員の対応、マスコミからの問合せへの対応は公務員の仕事なので、当然やらないといけないのですが、非常にストレスがかかる業務です。

理由は、

  • すぐに対応しなければならず、通常業務はあと回しにせざるを得ない
  • わかりやすい資料を用意しなければいけない。提出する資料は幹部職員の決裁が終わってから。提出するまでには、修正、修正の嵐…
  • 相手は忙しい人が多いので、簡潔に正確にわかりやすく伝えないといけない。
  • 先方のスケジュールが優先されるので、自分のスケジュールを犠牲にするしかない

からです。

担当している業務が多ければ多いほど、議会やマスコミ対応の機会も多くなるので、忙しさとストレスはたいへんなものです。
特に、40代以上の公務員の方にはわかっていただけるのではないでしょうか。

公務員からの転職が難しいと言われる理由

転職に立ちはだかる壁

公務員から民間企業への転職はむずかしいと言われます。
その理由は以下のとおりです。

  • 即戦力にならないと思われがち
  • 向上心がないと思われがち
  • スキルがないと思われがち

僕の周りでは、民間企業へ転職する人がたくさんいたので不思議な感じはありますが、公務員は転職市場でこのように見られています。

即戦力にならないと思われがち

公務員は、売上げや利益を追求するような仕事をした経験がありません。
また、「公務員の仕事は楽」というイメージがあるため、「民間の荒波で通用するのか?」と厳しい目で見られていることも事実です。
公務員の年功序列やマイペースといったマイナスイメージのせいもあり、即戦力として期待できないように映ります。

向上心がないと思われがち

公務員の仕事は、窓口での手続きのような簡単な仕事が多いと思われています。
そのため、決められた範囲で、決められた仕事ならできるが、プラスアルファで何かやることは得意ではないと考えられています。

「事務的な作業は得意だが、自分で考えて行動する仕事は苦手だろう」ということですね。

確かに、公務員は、自分で考えて判断できるような仕事が少ないですが、向上心をもって仕事を進めている職員がいることも事実です。

スキルがないと思われがち

公務員の仕事は事務作業が多いので、特別なスキルがなくてもできます。
そのため、公務員は「特別に何かできる人」というイメージがなく、転職市場では「未経験者」と見られる場合があるので、転職が難しいと言われています。
宅建や簿記などの資格があれば、その分野の知識があるとわかりますが、資格がなければ、「スキルがあること」を伝えられないので、不利になります。

転職先としておすすめの業界

転職におすすめの業界

転職サイトで「転職先のおすすめ業界」というのをよく目にしますが、結局は人それぞれだと思います。
なぜなら 、「好きじゃないと続かない」からです。

「営業が嫌いだけど、おすすめランキングに載っていたから営業に転職した」なんて人はいないはずです。
やりたいこと、興味のあること、持っている資格が活かせる仕事が一番のおすすめです。

僕の周りで辞めた建築職は、ゼネコンや設計事務所、コンサルに行く人が多かったですね。
事務職の場合は、大学の教員や世界4大監査法人の1つに転職した人もいます。

転職するメリット

転職するメリット

僕が実際に公務員から転職してみて感じたメリットは、以下のとおりです。

  • やりたい仕事ができる
  • スキルが身につく
  • 無駄な作業から解放される
  • 副業しやすい

やりたい仕事ができる

公務員の仕事は、教育、環境、福祉、建築、土木、財政、産業など多岐にわたりますが、どの部署に行くかは自分で決められません
希望の部署に行くことや、やりたい仕事に携われることは「ほとんどない」と思ったほうが良いでしょう。

その点、民間企業では、自分がやりたい仕事・業界に携わることができます。

僕は公務員時代、「公営住宅の改善」「景観」「福祉のまちづくり」「耐震」「財政」「総務」などの部署にいました。
一番やりたかった「建築指導」の仕事は結局できないままで、「財政」や「総務」など建築に関係ない仕事もさせられました。

望んでいない部署では、モチベーションが上がりませんし、ただただ「早く異動したい」という思いが強くなるだけで、メンタル的にもよくありませんでした。

やりたい仕事ができるのは、一番の魅力だと言えます!

スキルが身につく

公務員は3~4年で異動があり、せっかく覚えた仕事がリセットされるので、専門知識やスキルが身につきません。

民間企業では、営業や顧客対応、労務、総務など、やりたいと思えばその道のプロになることも可能です。

建築職公務員の場合は、

  • 行政計画の策定
  • 補助金や事業の予算要求
  • 条例の制定・改廃
  • 事業の地元説明
  • 議会対応

などはしますが、実際に建物の設計や工事監理はやりません。
実際に設計するのは設計事務所ですし、工事をするのはゼネコンです。
建築職と言えども、建築のスキルが身についていない人もいます。

一方、建築関係の会社では、

  • 意匠設計、構造設計、設備設計
  • 積算、見積り
  • 工事監理
  • 協力会社との調整
  • お客様対応(営業)

など、新築やリフォームなどを実際に進める専門的なスキルが身につきます。

無駄な作業から解放される

公務員は無駄な作業が多いのも事実です。
実際、民間企業に転職してみて、公務員の仕事で特に無駄と感じたのは「決裁」です。

決裁とは、組織が意思決定するための手続きで、重要な意味があるのですが、関係者が多すぎるのです。

決裁を回すなかで様々な意見が出るのは良いことですが、なかにはどうでもいい意見を言ってくるベテラン職員もいて、その対応に苦慮します。

特に急いでいる時は、「そんなん、どうでもいいので、早く決裁して次の人に回してくれ」と言いそうになったことが何回もありました。これは「公務員あるある」だと思います。

その点、民間企業では、担当部長や責任者、時には社長と直接話をして方針が決まることが多いので、余計な資料作りや説明のための準備が必要ありません

長時間労働からの解放

公務員でも部署によっては、長時間労働を強いられる場合があります。

企画、人事、総務、財政などの部署です。
このような部署の人からすると、民間企業へ転職することで長時間労働から解放されるケースもあるでしょう。

実際、公務員と民間企業の両方を経験してみて、民間企業のほうが仕事のオンオフがはっきりしていると感じました。

民間企業もさまざまですので一概には言えませんが、無駄な残業がなかったりするので、拘束時間を減らしたい人は転職することで解決するかもしれません。

副業しやすい

公務員は原則、副業が禁止されていますが、民間企業では副業が解禁されている会社もあります。
副業できる会社に転職すれば、収入アップと同時に幅広い知識を得られる機会が増えます

ちなみに、公務員に認められている副業は以下のとおりです。

  • 不動産投資(限られた部屋数・件数以内)
  • 株式・FX投資
  • 講演、執筆活動
  • 小規模な農業
  • 家事の手伝い

公務員は立場上、副業がむずかしいですが、これでは、なかなか厳しいですね。

名刺や研修費用が会社負担

細かい話ですが、公務員は名刺を自分で作らないといけません。
パソコンで作る人もいれば、印刷屋さんに頼む人もいますが、いずれにしても自分のお金で作ります。

民間企業では、名刺は会社が作ってくれます。営業ツールとみなされているからだと思いますが、お金と時間をかけずに名刺をもらえるのは、とてもありがたいことです。

スキルアップのための研修費用も会社が出してくれます。

公務員のときは、有料の研修は自費で受講していましたが、民間企業では会社が負担してくれます。「個人のスキルアップに税金は出せない」ということだと思いますが、これもありがたいですね。

転職するデメリット 

転職するデメリット

転職するデメリットとしては、以下のものがあります。

  • 安定性がなくなる
  • 仕事内容やスピード感への対応
  • 家族や親戚からの反対

安定性が低くなる

公務員は倒産やクビのリスクがなく、景気に左右されずに給料やボーナスがもらえるので、安定していると言われます。

民間企業は、倒産やクビになる可能性もあり、景気に左右されるため、公務員に比べると安定性が低いと言えるでしょう。

「安定性」というのが公務員の一番の魅力とも言えるでしょう。

仕事内容やスピード感への対応

民間企業は利益を追求しますが、公務員は利益を考えた仕事はしません。
そのため、同じ仕事をするにも民間企業ではスピードや効率が求められます。時間がかかると人件費が高くつくからですね。

公務員は正直、人件費の感覚がゼロですので、ダラダラやって「やっている感」を出す人さえいます。

間企業へ転職する場合は、利益を求める仕事感覚やスピード感に対応していく必要があります。

家族や親戚からの反対

家族や親戚は、安定した企業で働いてほしいと考えています。
クビになることがなく、安定して給料やボーナスがもらえることは、日々の生活だけではなく、将来の計画が立てやすいからです。
「せっかく公務員になったのに」と言う人もいるでしょう。

しかし、働いている本人が「思っていた仕事と違う」「しんどい」と感じるようになれば、本人の考えを尊重してあげてほしいと思います。

公務員からの転職を成功させるポイント

転職を成功させるポイント

僕が公務員から転職した経験をもとに、転職を成功させるために、おさえておくべきポイントを紹介します。

  • 面接でアピールすべきこと
  • 早めに転職活動を始める
  • 資格を取得する

これらを実践することで、納得のいく転職を実現する可能性が広がります。

面接でアピールすべきこと

民間企業の人と話をしていると、面接で次のことをアピールする人が好印象だと聞きました。

  • 前向きに仕事ができることをアピール
  • 公務員の不満ではなく、転職して何がしたいかをアピール
  • 主体的に考え、行動に移した経験をアピール

1つずつ解説します。

前向きに仕事ができることをアピール

公務員の仕事は失敗が許されませんし、相手がどんな人かに関わらず公平に対応しなければなりません。

ミスしない細心の注意力や、確実に粘り強く仕事を進める責任感があること、前向きに仕事できることは、面接で必ずアピールしたい部分です。

また、ネガティブな言葉も印象がよくありません。
「でも」「むずかしいです」「無理です」をよく使う人は気をつけましょう。

公務員の不満ではなく、転職して何がしたいかをアピール

面接では、「なぜ公務員を辞めたのか」と必ず聞かれます。
その際、公務員を見下げることを言ったり、不平不満を並べることは絶対にやってはいけません
不平不満を前面に押し出すと、「採用しても不満があれば、すぐに辞めるかも」と思われてしまうからです。

仮に、不平不満しかなかったとしても、「自分をここまで成長させてくれて感謝している」くらいのことは言ってもいいでしょう。

転職して何がしたいのか、明るい未来をアピールするようにしましょう。

主体的に考え、行動に移した経験をアピール

民間企業では、「公務員の仕事は、定型化された仕事が多い」と思われがちです。
与えられた仕事しかしないような「公務員らしい公務員」を民間企業は嫌います。
そのため、自分で主体的に考え、組織で議論し上司を説得して行動に移したような経験をアピールすると効果的です。

実際、公務員の仕事でも、新しい事業を始めたり、法律改正に伴ってどのように進めていくかをゼロベースで議論して行動に移したこともあると思います。

ぜひ、そのような主体的な経験をアピールしてください。

早めに転職活動を始める

公務員として働いていると、年齢に関係なく「辞めたい」と思う時が少なくとも一度は来ます。

「辞めたい」と思ったら、早めに転職活動を始めることをおすすめします。
面接まで行かなくても、せめて情報収集はやりましょう

理由は、どんな民間企業があるのか知識がないですし、自分の市場価値がわからないからです。
自分に合う企業がすぐに見つかるかもわからないので、早めに動きだすほうが得策です。

「辞めたくて辞めたくてしょうがない。でも、次のことは考えていない」では、実行に移せません。

辞める辞めないは別として、転職エージェントに登録するなど準備はしておいて損はありません

おすすめの転職エージェント

まずは、登録から始めてみてはいかがでしょうか。

おすすめの転職エージェントについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
「公務員におすすめの転職エージェント5選!メリットと選び方を元公務員目線で解説!」

資格を取得する

資格をもっていることは、転職の際に有利に働きます
資格があることで、その分野の専門知識をもっているとわかってもらえますし、企業側にもメリットがあるからです。

業界にもよりますが、以下のような資格です。

  • 簿記
  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 秘書検定
  • 税理士
  • ITパスポート
  • 建築士
  • 施工管理技士

僕の転職先の会社では、ダブルライセンスやトリプルライセンスの人が多数いて、資格を持っていない人のほうが少数でした。

転職する場合は、ぜひ資格を取得しておきましょう。

資格を取得するには独学よりも、やはり学校がおすすめです。
費用はかかりますが、合格への最短ルートですから。
「不合格だったので、また来年…」という事態を避けやすくなります。

おすすめの資格学校

資格をもっておいて損にはなりません。ぜひ、資料請求から始めてみてください。

公務員が評価されるポイント

評価されるポイント

転職する際に、公務員だからこそ評価されることもあります。

  • コミュニケーション能力
  • 法令を守る責任感
  • 事務処理能力(パソコンスキル)

僕の経験上、上司や部下と良好な関係を築きながら、まじめに仕事をしている「普通の公務員」なら、自然と備わっている能力ばかりだと思っています。

コミュニケーション能力

公務員は、庁内の他部署、国、都道府県、市町村、民間企業、住民、自治会など様々な人と仕事をします。
「お願いして説得して協力をいただかないと進まない仕事」が多いので、コミュニケーション能力が欠かせません。

公務員でいると「自分はコミュニケーション能力が高い」と自覚することはほとんどありませんが、実は相当高いはずです。
優れたコミュニケーション能力をアピールできれば、転職でも有利になるでしょう。

当たり前ですが、「俺は公務員だ!」「俺は役人なんだぞ!」と勘違いしている公務員には備わっていないので、ご注意ください。

法令を守る責任感

公務員の仕事は法令や規則、条例などのルールをもとに進められます。
法令に書いてあるからOK、書いてないからダメという判断は日常茶飯事です。
そのため、遵法精神は自然と身についています。

しかし、法を守ることは当たり前のことなので、遵法精神を面接でアピールしすぎると、「当たり前でしょ」と冷めた目で見られるので、注意が必要です。

「法令を守る責任感は人に負けない」くらいに考えておくといいかもしれません。

事務処理能力(パソコンスキル)

公務員は1人1台パソコンを与えられていて、1日の大半を資料作成や入力作業などのパソコン作業をして過ごすことも珍しくありません。
パソコンを使って書類を作成したりデータを入力したりするスキルは、民間企業でも必要なものです。

ワード、エクセル、パワーポイントなどのスキルの高さはアピールできるでしょう。

建築職の場合、CAD(図面作成ソフト)が使えると、なおさら有利です。

転職するベストのタイミング

転職するベストのタイミング

公務員として働いていると、一度は「辞めたい」と思う時がありますが、そのタイミングは人それぞれです。

  • 入庁してすぐの20代
  • 仕事がわかり、任されることが多くなる30代
  • 部下ができ始める40代
  • 議会や幹部職員の対応が多くなる50代

などいろいろです。

一般的には、転職するには20代が一番良いタイミングと言われています。
未経験の業界に転職しても、スキルを身につけて会社の戦力になれるからですね。

30代以上の場合は、年齢にあったスキルや経験があったほうが転職しやすくなります。

実際、僕の周りでは、20代から50代すべての年代で転職した人がいます。
「自分の人生このままでいいのか、転職するほうが良いのか」を真剣に考えて、悩みに悩んで転職した人ばかりでした。

若いほど転職に有利ですが、年齢を重ねていることで経験値が貯まっていることも事実です。
しっかりと準備することで、年齢に応じた転職が可能ですので、「辞めたい」と思い始めたタイミングで、ぜひ行動に移してください。

まとめ

公務員から民間企業への転職は、準備次第で十分に実現できます
手当たり次第に転職活動を始めるのではなく、まずは自分の市場価値を客観的に把握し、必要なスキルを見極めることが重要です。

そのためにも、情報収集や相談できる環境作りを早めに始めることをおすすめします。

資格取得も視野に入れながら、プロのアドバイスを受けることで、より確実な転職への道が開けるはずです。

あなたの新しい一歩を、ぜひ前向きに検討してみてください。

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